子どもの鼻づまり、副鼻腔炎かも。風邪をひいた時にこんな症状があればチェック!
こんにちは、ミカリナです。
季節の変わり目ですが、みなさん風邪ひいてませんか。
うちでは、行事オンパレードでお疲れモードになる上に、暑かったり寒かったりするので、みんなちょっとずつ元気がありません。
熱が出て大騒ぎ、という事は、子どもが大きくなるにつれて少なくなりますが、
ちょっと体調良くないな、という時に気を付けたいのが、副鼻腔炎という鼻の炎症です。
副鼻腔炎の原因と症状
風邪やぜんそくなどで、免疫力が下がっている時に、細菌やウイルスに感染して起こります。
鼻詰まり、咳、頭痛、顔面痛などが症状です。
ミカリナ家での実際の症状
うちは娘(5)が副鼻腔炎と診断されました。
娘は、お疲れモードの時は鼻づまりの症状が出ます。
ちょっと口呼吸気味だな、と思ったら要注意。
ひどくなってくると、その鼻水が、寝ていると喉に落ちるようで、夜中に咳込みます。
一度咳込み出すと、20分ぐらいノンストップ!
プラス歯ぎしりもするんですよ……。
本人は寝ていますが、大人はさすがに起きます……。
日中は、そこまで辛そうでもありません。
ちょっと鼻つまってるな、ぐらい。
時々、痰が絡んだ様な咳をしますが、咳込む事はなく、普通に過ごしています。
症状が出た時にできること
厄介なことに、お茶を飲ませても、背中を起こしても、咳込み出してしまうと効果がないんです。
一通りはやりますけどね。
後はマスクをさせて、鼻と目の周りをマッサージします。
目の周りの骨と、鼻筋の両側を優しくもみもみ。
これは、寝かしつけでなかなか寝ない子どもにも効果アリです。
後は、日中にできる足掻き。
- たくさん水分を取らせる
- お風呂を上がってからは冷たい物を与えない
- 梅ジュースやハチミツレモンなど、自家製のジュースで栄養を摂取
小児科でもらえるのは、風邪薬でした
ただ、なんせ眠れないというのは由々しき事態ですよ。
娘もちゃんと眠れていないでしょうから、免疫力だって上がりません。
大人が夜中起きるようになると、小児科を受診します。
そうすると、だいたいもらえるのが風邪薬なんです。
- 鼻づまりを緩和する薬
- 痰が出やすくなる薬
- 気管支を広げるテープ
みたいな。
肺の音も綺麗なので、症状を緩和する薬を出しますね、みたいな。
今まで何軒か行きましたけど、みんな小児科はそうでした。
でも、この薬が効いてるのか効いてないのか、夜中の咳は続くんです。
そのうち、風邪自体が治って咳もしなくなるか、風邪が重症化して、抗生物質もらって治すか、どっちかでした。
耳鼻科での診断と治療
今回、夜中の咳が出た時に、一度耳鼻科にかかろう!と思いたち、耳鼻科を初受診。
症状を説明して、お薬手帳も見てもらい、今まで効果に疑問があった事を伝えました。
すると、先生のお話。
- これは副鼻腔炎という病気で、抗生物質でないと治りません
- 風邪の症状を緩和する事も大事なので、風邪薬も処方します
- 鼻の中を洗って、吸入する薬を吸っていってください
最初から、抗生物質が出ました。
鼻を洗ってもらうのは、娘いわく、
めっっっちゃ痛かった!
そうです。
吸入も、鼻から吸って口から吐くコツが3分の間につかめなかった様で、
苦しかった、ふらふらー!
と言っていました。
薬の効果は……
大アリです!
夕方受診して、夜ご飯後に飲んだだけですが、早速効果が!
咳込み出した時に、抱き起こしたら咳がストップしました。
前日20分止まらなかったのに、この日は1分ぐらいでした。
一晩経って起きたら、鼻が通ってスッキリした様。
親子ともご機嫌な朝を迎えました。
強い薬を飲んで大丈夫?
抗生物質と聞くと、良い菌も悪い菌も一緒くたにやっつける、強い薬というイメージです。
しかも、抗生物質というのは、細菌に効く薬です。
ということは、ウイルスに感染して副鼻腔炎になった場合は効かないんでしょうか。
色々なお医者さんの意見を読んでみましたが、お医者さんによって意見は様々でした。
- ウイルス感染の後に細菌に感染して副鼻腔炎になるので、抗生物質は有効。放置すると蓄のう症になり、長期の治療が必要になるため、初期にしっかり治した方がよい。
- 副鼻腔炎は鼻風邪であり、あくまでウイルスが原因のため抗生物質は不要。症状を緩和させ、ホームケアをきちんとすれば、長期間かかっても必ず治る。
どちらも一理ありますよね……。
しかも、小児科で抗生物質が出され過ぎている、抗生物質を飲み過ぎると、効果が出なくなりますよ、という提言もされています。
親の考え方が問われる場面です。
わたし個人の意見としては、薬の要不要のボーダーラインは眠れているかどうか、です。
ちょっとした鼻水や咳の場合は、そもそも薬は飲ませません。
ですので、眠れていない場合は、抗生物質でもなんでも、効く物を出して欲しい!
また同じような症状が出たら、耳鼻科にかかるつもりです。
今回の記事は、主にこちらのページを参考にしました。
副鼻腔炎|アステラス製薬|なるほど病気ガイド
製薬会社のページなので、お薬を飲みましょう!というスタンスです。
参考になれば嬉しいです。